江戸時代以降、ほとんどの日本の庶民は仏壇を日々お祀りし、お仕えしてきました。
しかし、最近は法事などの特別な時以外には接することが減ってきてお仕えもおろそかになってきています。伝統的に行ってきたお仕えの方法を見直してみましょう。
※ここでは一般的なお仕えの仕方を紹介しましたが、宗派や地方によっても異なることもあります。詳しくは菩提寺か各宗派の本山などにお聞き下さい。

朝、洗顔などをすませると、まず、朝のお勤めをします。できれば、家族全員がそろって行います。
お仏壇の扉を開けて、お仏壇を掃除します。そして、お供えをしてから、礼拝を行います。
花やご飯、お茶・水(真宗ではお茶・水はお供えしません)はもちろん、ろうそくやお線香に火をつけるのもお供えですし、礼拝も心のお供えなのです。
礼拝は、正座をして、燈明、焼香を行った後に行います。数珠を手に、合掌し、称名やお題目を唱えます。お経を読むのはさらに良いです。
朝食後には、お供えを下げて、ろうそくの火を消します。息を吹きかけたり手で扇いだりせず、仏扇やローソク消し、香箸で消します。お仏壇の扉が二重になっていたら、内扉だけを閉めます。

日中はお仏壇の扉はそのまま開いておきます。
そして、果物やお菓子などのいただきものや、季節の初物をいただくときは、まず、お仏壇にお供えします。
手の空いた時はお仏壇を掃除してきれいにしておきましょう。

寝る前には、一日の感謝を込めて礼拝をします。
そして、ローソクやお線香の火が消えていることを確認をしてから扉を閉めます。