モダン仏壇にはモダン仏具しかダメ?モダン仏具を唐木仏壇に、伝統型仏具をモダン仏壇に祀るのは大丈夫?

  • 2016.10.24
  • 2020.04.06

仏壇 仏具

一昔まではお仏壇と言えば、唐木を使ったお仏壇が一般的でした。
浄土真宗では金仏壇を使う事が多いですが、その他の宗派では、黒檀や紫檀、鉄刀木にケヤキなどの木材を使う唐木仏壇がほとんどでした。

ですが、時代の流れや住宅環境の変化などに合わせてお仏壇も替わり、モダン仏壇、家具調仏壇と呼ばれる今風のデザインのお仏壇が登場しました。

それに伴って、仏具も同じようにそれらに合わせやすいモダン仏具というのが登場して人気を集めています。

モダン仏壇にはモダン仏具が最適なのか

仏壇にモダンなタイプ、リビングに置いてもデザインが浮かない、違和感が無いといった特徴を持つお仏壇が登場して、業界も一気に変わりました。

今の住宅には和室の無いオールフローリングのお部屋のみというところも多いです。
もっと言えば、マンションやひとり暮らしなど親元を離れて暮らす方や家族でそれぞれ住居を持っているという方も多いです。

昔のように一家は一箇所に集まって暮らすという時代ではありません。
そのため、それらに合わせたお仏壇として、モダン仏壇が登場しているのですが、それに合わせた仏具も登場しています。

モダン仏壇はいわゆる黒檀や紫檀などの唐木木材は使いません。
多くが、ナラやタモやウォールナットなどの家具で使われやすい木材を使って作られます。

そのため、仏具も重厚感のある従来の仏具だとどうしても合わない場合が多く、そのために、モダン仏壇に合わせやすいモダンな仏具が作られるようになりました。

デザインとしてはやはりモダン仏具とモダン仏壇は非常にマッチする

モダン仏具は非常にデザインが秀逸です。
パッと見ただけでは、業界外の人なら仏具とは気付かないかもしれません。

特に「おりん」などは、よく多くの人がチーンと鳴らすというものとして認識していますが、モダン仏具のリンセットなどであれば、リンセットと気付かない場合もあります。

場合によっては風鈴のようなデザイン、インテリア家具のようなデザインをしています。
さらにはカラーも、従来の重厚感や優美なデザインとは違い、ワインレッドやクリスタルといったようなカラーが主流になっています。

モダン仏壇は、唐木仏壇と比較すると、少し明るい色合いのものが主流になります。
ダークブラウンカラーのウォールナットですら黒檀や紫檀よりは少し明るくなりますし、ライトブラウン系やナチュラルカラーの色合いであればなおさらです。

そのため、そういったお仏壇に真っ黒の仏具などはどうしても少し浮いてしまう事も多く、モダン仏具はそういった色合いとピッタリマッチするため、モダン仏壇ならモダン仏具を好む傾向は強くなります。

但し、しっかり祀る場合には足りない事も多い

モダン仏壇に合わせたモダン仏具が登場してきてはいますが、ほとんどのショップで売っているのがメインの仏具のみになります。

モダン仏具で販売されている仏具としてはだいたいが下記の通りになります。

  • 位牌
  • 御経机
  • 花立
  • 火立
  • 香炉
  • 線香差
  • 茶湯器
  • 仏飯器
  • 高月・供物台
  • リンセット

モダン仏壇には、瓔珞や灯籠などを吊す事は基本的にはできませんから、吊系の仏具は使えず置灯籠などで代用します。

さらには、過去帳と見台などから、玉香炉、仏膳椀、マッチ消しや香合、打敷などはモダン仏具としてはあまり作られていないのか見る機会はありません。

大型仏壇などで本格的に祀るとなる場合は、さらに仏器台や仏器膳、湯呑み、木魚なども必要になってくる場合もありますが、これらも合わせて揃えるというのは難しくなります。

モダン仏具の場合は毎日のお参り用のセットがほとんど

そのため、どうしてもほとんどがモダン仏具の場合は6点セットや8点セットが主流になり、おりんセットを含めて、10点セットや11点セット、12点セットなどになります。

詳しくは下記の記事もご確認ください。

仏具5点セットや仏具6点セットは具足のセットと何が違うのか
以前に仏具の基本となるのが具足ですと解説しました。仏具の具足について しかしながら、実際に仏具を仏壇店などで探すとわかるのですが、具足セット …

従来の伝統型仏具では30点セットなどを用意しているお店も数多くありますが、モダン仏具でそれらで統一して揃えるというのは困難で非常に難しくなります。

そのため、モダン仏壇に合わせたモダン仏具セットは、どうしても毎日のお参り用といったセットになる事が多いです。

一般的な売れ筋で言えば、花立、火立、前香炉、線香差、茶湯器、仏飯器、リンセットのセットになります。
多くが仏具6点セットとリンセットとして多くの店で用意されていて、このセット類であれば、非常に多くの種類が用意されています。

毎日のお参り用で十分という場合は、これらを選んで全く問題ありません。

モダン仏壇に従来の伝統型仏具、唐木仏壇にモダン仏具を選んでも問題ない

もちろん、モダン仏壇だからと言って、モダン仏具を選ばなければならないという事はありません。
多くのショップでは、統一感から揃えて見栄えが良いというところで、モダン仏壇にはモダン仏具をセットしたサンプルで用意している事が多いですが、そうでなければならないといった決まりはありません。

ですから、モダン仏壇に従来の伝統的な仏具を祀っても問題ありません。
同じように、唐木仏壇にモダン仏具を祀るというのも問題はありません。

実際に、今の時代の流れや変化を受けて、メーカーなどによっては、モダン仏具にも、従来の伝統的な仏具にも、モダン仏壇にも唐木仏壇にも合わせやすいような、伝統型とモダンの中間的な位置のデザインをしているものなどもあります。

そういった仏具であれば、どちらのタイプのお仏壇に置いても遜色なく違和感もなく祀れますので、そういった仏具を選ぶのも1つの手です。

しっかり揃えようとなると、どうしてもモダン仏具では足りなくなるという事もありますので、そのあたりを上手に考えながら、自分たちの好みや故人の好み、お部屋に合うかなどを総合的に判断して選びましょう。

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  • 公開日:2016.10.24
  • 更新日:2020.04.06

カテゴリ:仏壇, 仏具

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