日蓮宗のお仏壇の選び方の基本から日蓮正宗のお仏壇と間違えないための注意点について解説します

  • 2016.10.17
  • 2018.09.13

日蓮宗

こちらも社会の教科書で1度は目にした機会があるであろう日蓮宗。
今回は、そんな日蓮宗のお仏壇選びについて解説してみたいと思います。

日蓮宗はその名の通り「日蓮」によって開かれた宗派でもあり、法華教が本経典となります。
仏具の木鉦などのように、日蓮宗だけ独自で利用する仏具などもあり、南無妙法蓮華経の題目を唱える事と善を積む事で、誰もが救われると説いている特徴があります。

また、日蓮宗の総本山は山梨県の久遠寺ですが、日蓮宗は実は思想などの違いから細かな分派も出来ています。
団体などとしても有名どころなどでは、創価学会、立正佼成会、霊友会、顕正会なども日蓮系と呼ばれるものになります。

日蓮宗のお仏壇選びの基本と注意点について

それでは、日蓮宗のお仏壇選びについて見て行きましょう。
と言っても、実際には他の多くの宗派と日蓮宗も同様で、特にこのお仏壇でなければならないといった決まりはありません。

そのため、モダン仏壇、唐木仏壇のどちらかのお仏壇を選べば問題ありません。
どのサイズでなければならないといった事はありませんので、サイズに関しても、置くお部屋に合わせて、小型から大型まで自由に選んで問題ありません。

ただし、一般的には浄土真宗で使われることが多い金仏壇は日蓮宗では使う事はあまりないため、モダン仏壇か唐木仏壇から選ぶのが良いと言えます。

日蓮宗と日蓮正宗に注意しておく必要がある

よく間違えやすいものの1つとして、日蓮宗と日蓮正宗があります。
これら2つは名前は似ており、元は同じなのですが、いわゆる分派しわかれており、考え方や仏具の祀り方、ご本尊に至っても多少異なってきます。

また、お仏壇選びに関しても、日蓮宗と日蓮正宗では異なってきます。
日蓮宗ではお仏壇に関しては特に決まりはありませんが、日蓮正宗ではお仏壇は日蓮正宗専用のお仏壇が用意されている事がほとんどです。

日蓮正宗では内部に厨子が付いており、この厨子の中にご本尊を祀るのが正式とされているためです。

そのため、日蓮宗向けのお仏壇は決まりが特にないため一般的なお仏壇店で見て選んで購入できますが、日蓮正宗のお仏壇に関しては、一般的なお仏壇店に行っても無い事も多いです。

日蓮宗向けであれば、通常のお仏壇で問題ありません。
ですが、日蓮正宗と名前は似てはいますが、1文字あるかないかで全くお仏壇選びは異なるので、その点だけ注意しておきましょう。

「日蓮宗」のお仏壇選びであれば、上記の通り、特に気にすることなくモダン仏壇、唐木仏壇から予算やお部屋に合わせてお選びいただければ全く問題ありません。

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  • 公開日:2016.10.17
  • 更新日:2018.09.13

カテゴリ:日蓮宗

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