浄土宗の仏壇の選び方と注意点
どのタイプのお仏壇を選べば良いのかわかります

  • 2016.06.03
  • 2020.03.06

浄土宗

浄土宗と言えば、教科書にも載っていて多くの人が聞いた事のある仏教の宗派の1つです。
日本八宗の1つでもあり、誰でも「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば救われる。という教えで法然上人によって伝えられた宗派となっています。

京都の知恩院が総本山となる宗派でもあり、仏教の数ある宗派の中でも非常に人数が多い宗派でもあります。
主に鎌倉時代に出てきた宗派となり、広く一般の庶民にまで伝わったとされる浄土宗のお仏壇の選び方と選ぶ際の注意点などについて、見ておきましょう。

浄土宗のお仏壇に決まりはあるのか

結論を述べると、浄土宗だからこのお仏壇といった決まりは特にありません。
基本的にはどのようなお仏壇でも浄土宗では問題ありません。

今現在の主流となっているお仏壇としては、「モダン仏壇」「唐木仏壇」などがありますが、どちらも自由にお使いいただけます。

浄土宗と金仏壇

金仏壇というと、一般的には浄土真宗 本願寺派や真宗大谷派など、浄土真宗系で用いられるお仏壇になります。
しかしながら、浄土宗の場合は、金仏壇というところもあり、店によっては少ないながらも浄土宗用の金仏壇として用意されているところもあります。

ただ、浄土宗用の金仏壇というのは非常に数も少なく、そもそも取り扱っているところも多くありません。

そのため、浄土宗で金仏壇を使う際に一般的に多いのは、浄土真宗の金仏壇を使うという事が多くなっていおり、さらにはどちらかといえば、浄土真宗 本願寺派の西用の金仏壇を使う事が多くなる傾向にあります。

デザイン、カラーなども基本は自由

このように、浄土宗の場合、お仏壇は基本的にどのお仏壇を選んでも問題ありません。
極論を言うならば、予算と家の間取りやサイズ、そして見た目やデザイン、使い勝手などを考慮して好きに、自由に選んで問題ないと言えます。

お仏壇のサイズは、住んでいる家の住宅環境が大きく影響しますので、設置する場所のサイズだけはしっかりとはかり、あとは予算と好みを踏まえて、自分たちにあったものを選んでいきましょう。

まとめ

浄土宗のお仏壇の選び方ですが、書いてきたように特にルールや決まりはありません。
もっと言えば、やや極端な言い方ではありますが、今のお仏壇選びにおいて、浄土真宗系以外であればお仏壇選びは自由と言っても差し支えありません。

新しく買う場合であれば、安置する場所などのサイズを考慮して、買い換えなどの場合は、大切な御本尊が収まるサイズを計算し、使っている仏具のサイズなども測って新しいお仏壇を選ぶようにしましょう。

実際のお仏壇選びにおいてはデザインや見た目も重要です。
御先祖様や故人をお祀りするだけでなく、そこに毎日自分が手を合わせてお参りし、掃除をしたりすることがでてきます。

そういった時、自分が好きな色や温かみを感じる、親近感のわくデザインなどであるほうが好ましいことは言うまでもありません。
また、自分にこだわりが無かったとしても、祀る故人の事を考えて、あの人が好きだった色などで考える人も最近では多かったりもします。

せっかくのお仏壇選びなのですから、浄土宗はモダン仏壇でも唐木仏壇でも自由に選べますので、しっかりと満足のいくお仏壇選びをしてくださいね。

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  • 公開日:2016.06.03
  • 更新日:2020.03.06

カテゴリ:浄土宗

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