今や色々なところで販売されているお仏壇。
専門店やショッピングモールや通販、どこが一番良い?

カテゴリ:【 仏壇

お仏壇を購入する場合、直接店舗で購入するケースもあれば、通販などを使うケースもあります。
実際に探してみたら驚く方も多いのですが、今やお仏壇は非常に色々な場所で売られていることに気付きます。

店舗に足を運ぶ場合、専門店で購入する方が多いと思いますが、現代ではショッピングモール、もしくはホームセンター内の店舗などでもお仏壇は見かけることがあります。

もし、店舗で新しくお仏壇を購入する場合、はたしてどちらがよいお仏壇を手に入れやすいのでしょうか。

仏壇専門店はやはり安心感が違う

もちはもち屋という言葉があるように、やはりお仏壇や仏具を専門に取り扱っているお店は、購入する際の安心感が違います。
以下に、主だった特徴をご紹介します。

スタッフがすぐに対応してくれる

仏壇専門店に足を運ぶと、荘厳なお仏壇が整然と並んでいます。
所狭しというよりは、きちんとジャンル・価格ごとに区別されて並んでいることが多いです。

店によって当然品揃えなどは変わりますが、多くがモダン仏壇、唐木仏壇は置いている事がほとんどで、規模などによっては金仏壇なども置いています。

さらに仏具なども種類が豊富で、位牌、御本尊の仏像や掛け軸、花立や火立てなどの仏具とそのセットや線香ロウソクなど日々必要なものなどから数珠まで、専門店だけあって豊富に置かれています。

営業トークに嫌悪感を感じる消費者が増えてきたこともあり、ひと昔前に比べると声をかけてくる店員さんは少なくなりましたが、質問すればきちんと何らかの回答をしてくれます。

ただし、100%専門性の高いスタッフに当たるとは限りませんので、自分が聞きたいことは事前にきちんとまとめておき、分かる人につないでもらうようにしましょう。

もし、行く日にちが決まっているのであれば、あらかじめ宗派や購入したいものを伝えていくと、話がスムーズにまとまります。

宗派や素材・お仏壇のデザインに関する違いが分かりやすい

仏壇専門店に行ったことのない方であれば、宗派ごとにお仏壇が分かれていることを知らない方も少なくありません。
ただ現代では、浄土真宗以外で特にどのお仏壇をという決まりは無いに等しいですから、浄土真宗か否かだけを気にしておけば問題ありません。

事実、家具調仏壇、モダン仏壇のような全宗派に対応しているデザインのお仏壇が今は多く登場していることから、お店によっても配置はまちまちです。

それでも、ミニ仏壇・家具調仏壇・唐木仏壇・金仏壇といった大枠では区分されており、お店によってはそこからさらに素材ごとや価格ごとのレイアウトで店頭に並べているところもあります。

客目線で見ると、見た目にも鮮やかに見えますし、実際にお仏壇をよく見てみたいという気持ちにさせてくれますし、比較検討などもしやすくなります。

出どころがしっかりしている

きちんとした仏壇専門店で販売されているお仏壇は、メーカー側の情報がしっかりと分かるように工夫されています。
少なくとも、以下の情報は店頭で分かるようになっているところが多いようです。

  • 商品名
  • 販売価格
  • 正面表面材
  • 主芯材
  • 表面仕上げ
  • 原産国
  • 外形寸法

希望すれば、これらを表示する根拠となる、メーカー側で用意された書類も見せてくれるところもあります。
親切な店舗であれば、材質や造りを聞いた時点で、店員さんが細かく教えてくれます。

お仏壇だけでなく、仏具・神具のラインナップも豊富

仏壇専門店には、お仏壇に必要な仏具のラインナップも幅広く用意されている店舗が多いです。
現代では、古いデザインのものはかえって少なく、目をひく美しさの仏具が見つかります。

具足ひとつとっても、真鍮製のものだけでなく、陶器・水晶製で統一されたものがより目立ちます。
家具調仏壇に使うことを想定したデザインのものもあれば、金仏壇に配置しても違和感がないものも見られますから、選ぶ側も安心して買い物できるような心配りを感じられます。

また、仏具以外では、神棚や神具・御神徒壇など、神徒の方向けに用意された神具も取り扱っているお店もあります。
神棚とお仏壇はどのご家庭でも別々に用意するため、ニーズは一定数存在していると言えるでしょう。

細かな説明が「営業っぽく」感じられる難はある

お仏壇や仏具を購入する際には、非常にメリットが多い専門店ですが、プロの姿勢がデメリットになるケースもあります。
それは、スタッフによる細かな説明や、真摯に相手と向き合おうとするがゆえの丁寧さです。

店員の方は、当然ながらボランティアではなくビジネスであり商売でもあるため、来客時に成約を決めたいという想いが多少なりとも存在しています。

スーパーの安売りセールと違い、お仏壇自体がもともと客足が分単位で途絶えないほどの勢いを持つ商品ではありませんから、数少ないチャンスをものにしたいのは仕方のないことです。

少しでもお客さんに満足してもらおう、理解してもらおうとトークを頑張ることで、お客さんに「買わせようとしている」という誤解を与えてしまうケースも見られます。

もし、過去に仏壇専門店に足を運び、そういった対応を受けて苦手意識を持ってしまった方は、店員さんから声をかけられた際に「じっくり見たい」「しばらく見比べたい」といった旨を伝えましょう。

多くのスタッフは、無理な営業は逆効果だと分かっていますから、そのまま好きにさせてくれるはずです。

ショッピングモールに出店された仏壇店は敷居が低い

次に、ショッピングモールで展示されているお仏壇についてご紹介します。
お仏壇は季節商品扱いとして展示されていることが多く、盆提灯などの仏具と一緒に配置されているのを見かけます。

大型のショッピングモールでは、大手仏壇店がテナント出店している例もあることから、次第にすそ野を広げている分野でもあります。
ショッピングモールでお仏壇を購入する場合、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

ショッピングモールに一時的に展示されているものは、品数が時期に応じて限定される

ショッピングモールの一角に展示されている場合は、モール運営側で製造・販売しているお仏壇を取り扱っている例は少なく、多くの場合、仏壇店が出張しているケースが多いです。

店舗からの出張扱いとなるため、あくまでも時期を見たラインナップの範囲で品数が限定される傾向にあります。
また、お盆やお彼岸といったタイミングに見かけることが多く、宗派別にまとまっているわけではない印象を受けます。

売り場に専門スタッフがいないことも珍しくなく、聞きたいタイミングで質問ができないこともあります。
ただし、店舗からスタッフが派遣されているケースもあることから、回答がもらえることもあります。

ただし、スタッフの質という点でみれば、やはり自社の専門店のスタッフに優秀はスタッフを置きたいという考えの方が強いため、専門性が高い質問などには答えられないといった事もあり得ます。

テナント展開では、グッズ販売に重きを置いているところも

お仏壇店がテナント出店しているケースでは、どうしてもスペースに限りがあることから、本格的なお仏壇を置けない場合が多いです。
スペースを大きくすればするほどテナント料が高くなるため、数を絞って見せる必要があります。

そのため一部では、敷居を低くしてまずは見てもらうというために、お守りやパワーストーンを使った数珠といった、ライトなイメージの仏具・祈り関連グッズを用意しているところもあります。

お仏壇や仏具を購入する場合、新仏が出た後の初盆などに購入シーズンがどうしても限られてしまい、ただ待っているだけではなかなか新規顧客を取り込めないという事情もあって、ショッピングモールへの出店を決めた仏壇店も多いようです。

店によっては仏壇を買うお店として出店しているより、まずは知ってもらって数珠などを見てもらい買ってもらって、そこからお仏壇などや仏具を扱う本店へと誘導する位置づけのお店もあったりします。

モール内の店舗の場合、ネットで調べても基本的にはどういうものを扱っているかなどはわからない事が多いので、このあたりは少し注意が必要です。

お仏壇が持つイメージをライトなものに変えているお店が目立つ

スペースに限りがあることもあり、お仏壇の数をあまり多く店頭に並べない店舗も見られることから、ショッピングモールで本格的なお仏壇を購入する顧客は少ないものと思われます。

しかし、それが逆にお仏壇・仏具に関する旧来のイメージをやわらげる結果につながっています。

このような形でショッピングモールへの展開を決めた業者の多くは、女性客の新たなニーズを掘り起こすことを目的としているようです。
価格帯が安くデザイン性の高いお仏壇を展示している店舗が目立つことからも、新しい顧客確保の流れが感じられます。

お仏壇を大切にする世代は、しばらく新しいお仏壇は買わない

本格仏壇を必要とするであろう世代は、本家の場合など、もうすでにお仏壇を安置しているご家庭が多いことから、そもそも新たなニーズを掘り起こすのは難しい状況です。

一部の伝統ブランドを除いて、本格仏壇だけで生き残ることは、多くの業者で非常に難しいのが現状と言えます。
こうして、業者は必然的にターゲットを別の層に絞らざるをえず、若年層・女性にアピールする商品設計やパッケージングが必要になってきたのです。

マンションで暮らす人が多くなった現代では、お仏壇を安置するのも一苦労

ショッピングモールが立ち並ぶのは都会や地方大都市が多く、一軒家だけでなくマンションなどに暮らしている近辺の住人も購入層になります。

マンションは一軒家に比べてスペースが少ないことが多く、選ぶお仏壇もコンパクトになりがちです。
また、和室のないマンションであれば、デザインにも気を配りたいところです。

ショッピングモールに出品した仏壇店は、そのような現代人のニーズを見越した品揃えとなっています。

専門店が持つ知識の豊富さを活かし、購入時における相談窓口の役割も果たしています。
普段の買い物ついでに足を運べる気軽さもあって、今後出店数が増えそうなジャンルと言えるかもしれません。

ホームセンターにも定期的にお仏壇が置かれている

大手ホームセンターの入口に、仏花や提灯・お仏壇が展示されているのを見たことがある方も多いかもしれません。
こちらもショッピングモール同様、仏事の時期に合わせて展示されているのをよく見かけます。

価格帯も比較的安価なものが揃っており、取り急ぎ購入するには便利ですが、しっかり中身を確認しないと損することもありますから、注意が必要です。

通年置いているところも増えてきた

ホームセンターは、基本的にお仏壇を売ることを専門にはしていないため、ある時期とない時期に分かれます。
夏場にお仏壇が置かれていたスペースに、冬場は暖房器具が置かれているといった具合です。

しかし、ホームセンターも地域などによっては地代が安く大規模店が増えてきています。
そのため、そういったホームセンターでは区画を移動したり時期によっての配置が換わることはあるけれども通年配置しているお店も見られるようになりました。

ただし、お仏壇だけが出品されていて仏具が別の区画に展示されていたり、お仏壇と仏具とがセットになっていたりするケースもありますから、購入する前によく見ておいた方がよいでしょう。

担当スタッフもいるにはいるが専門性は低い可能性

どのホームセンターにも言えることですが、各売り場ごとに担当スタッフは存在します。
しかし、専門店と比べてしまうと、残念ながらお仏壇について詳しい人材は乏しい傾向にあります。

そもそも今の時代、お仏壇に関わって生活する人は少数です。
人によっては小さい頃から今まで、ほとんどお仏壇に触れずに生活する人も多くいます。

ホームセンターで働くスタッフもどちらかというと、ホームセンターで働くというイメージで入ってきている人が多く、仏壇売り場を担当したい、担当するつもりで働きにきたという人は皆無に等しいと言えます。

そのため、どうしても知識量などに関しては専門店と比べると見劣りしてしまうぶんがあります。
もちろん、店によっては地域の専門店と提携して事業展開している仏壇専門店もありますから、もし購入を検討するのであれば、そちらを選んだ方がよいでしょう。

そもそも、本当にお仏壇に詳しいスタッフ自体、専門店でもそこまで多くはありません。

お仏壇の種類・値段の違いは多少説明できるかもしれませんが、厚板貼り・薄板貼りや芯材の種類などについて聞いて首をかしげるスタッフも、専門店であってもまだいるのが実情です。

これが彫りの種類や造りの細かい違いになど、専門性に至ると、職人に聞いても返ってくる答えが違う場合さえあるのです。

ある程度の知識は備えていて欲しいところですが、お仏壇の世界は非常に奥が深いため、なかなかホームセンターレベルにそこまで求めるのは厳しいかもしれません。

金仏壇・唐木仏壇クラスは見当たらないことも

ホームセンターと仏壇専門店との決定的な違いは、取り扱いのあるお仏壇の種類です。
あくまでもホームセンターは様々な種類の商品を幅広く取り扱っているという特徴があるので、それぞれが広く浅くという傾向は強くなります。

基本的には家具調仏壇・新感覚仏壇などと呼ばれるモダンデザインのものがほとんどで、実際のところホームセンターの客層はそのあたりを想定しているのかもしれません。

古来から続く造りを踏襲する金仏壇・唐木仏壇は、ホームセンターに置くには違和感があるのか、それほど多くのラインナップは見かけません。
重厚なデザインのお仏壇が欲しいなら、専門店をあたった方が早いでしょう。

購入するなら保証内容はきちんと確認しよう

仏壇専門店の多くは、安心してお仏壇を使ってもらうために、手厚い保証制度を設けています。
お仏壇購入後10年間は無料で修理・交換に応じる、といった内容です。

ホームセンターで売られているお仏壇は、サポート内容が限定的になっているケースもあることから、購入前に保証内容は確認が必要です。
お仏壇自体、ホームセンターで作っているわけではありませんから、保証や修理についてはしっかり見ておかなければなりません。

アウトレット商品には注意が必要

あまり見かけることはありませんが、もし大きさの割に金額が安いお仏壇を見つけた場合、念のためアウトレット商品かどうかを確認しましょう。

アウトレット商品は、基本的に現品限りの商品となっていることから、現状での購入となります。
そのため、保証の対象外となっているケースも多いのです。

おわりに

お仏壇を購入できるお店は増えてきており、専門店で購入する以外の選択肢も増えました。
買う側からしてみれば、色々なところで見る事ができるというのは、1つのメリットでもあります。

しかし、その一方で、選択肢が広がりすぎたため、知識が無い場合選ぶのに一苦労するというのもあります。
お店によって特徴は大きく異なるため、ラインナップや取扱い商品にも違いがあり、どのような商品が欲しいかによって利用する店舗も変わってきます。

専門店から離れれば離れるほど、安価に購入できるチャンスは増えますが、その分、自分で知っていないと質問しても曖昧な返答しかもらえず、逆に高く付くといった可能性もあります。

値段だけにとらわれず、品質を確認することを忘れないようにしましょう。
あまり知識や経験がなく、わからないという場合は、素直に仏壇の専門店で見たり、専門店の通販でスタッフと相談しながら買った方が安心と言えます。


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