消費税が増税されるなら仏壇仏具の買うタイミングは?
今の税率の増税前に買うとお得?買う時の注意点も紹介

カテゴリ:【 仏具 , 仏壇

お仏壇に限らず、買う側の心理を考えれば少しでも安く買えた方が嬉しいです。
少しでも安く手に入れたいと考えるのは購入側からしたら当然で、そう考えた時に多くの人が考えるのが「増税前」に買えばお得なの?というポイントだと思います。

実際、お仏壇や位牌・各種仏具を買う際には消費税がかかります。
仮に税別価格「10万円」のお仏壇を買うとなると、現在(2019年7月)であれば8%の消費税が加算され、108,000円となります。

これが10%への増税後に購入するとなれば、10万円のお仏壇が110,000円となってしまうため、実質買う側からすると値上げと感じてしまいます。

今回はそんな仏壇仏具を買うなら増税前に買っておく方がお得なのかという買うタイミングや増税前後に買う時の様々な注意点をまとめています。

単純に考えれば増税前と増税後では2%分の差が生まれます

単純に考えれば8%だった消費税が10%に上がるわけですから、2%分上がる前に買っておく方がお得になります。
先ほども書いたように、税別価格で10万円のお仏壇があれば、増税前なら108,000円、増税後であれば110,000円となり差額は2,000円分となります。

2%分変わってくることになりますので、購入する額が大きければ大きいだけ、差も大きくなります。
極論を言えば、1万円の場合は8%から10%に変わったとしても、その差額が200円しか変わりなくそこまで痛みはないかもしれません。

しかしながら、もし仏壇仏具をフルセットで高級なものを取り揃えたとして、100万円分購入した場合では、8%から10%に変わるだけでも、2万円もの差額が生じてきます。

少しでも安く抑えたいと思う場合は、やはり増税前に買う方がお得という事になります。

ただし、今は税込表示が多く増税後に値上げされるかは店次第

増税というと、つい値上げのイメージがつきまといます。
しかしながら、実は今のお仏壇業界では表示価格などは税込価格で表示される事の方が多くなっています。

今は税別でも税込でもどちらでも表示しても可能となっていますが、お仏壇業界ではどちらかと言えば、そもそも税込価格で表記する事が多くなっています。

この理由としては、税別価格で書いてしまうとお仏壇は割と高額商品なため、実際の支払う額でもある税込価格にした時に価格が大きく変わってしまいネガティブイメージを持たれるためです。

例えば、税別98,000円と表示された商品があった場合、税込価格にすると98,000円に8%分の消費税が加算されて105,840円となります。

98,000円=10万円未満というイメージから、このように桁が1つ変わってしまうような場合、多くの人は損をしたと感じてしまいやすいです。
多くの仏壇店ではそもそもの税込価格を表示するケースが多くなっています。

そのため、消費税が8%から10%へと変わる場合、この税込価格を変えるかどうかは店次第と言えます。
税込:98,000円と表示していたものを、10%になったからといって差額分をプラスするくらいなら、10%でもお値段据え置き!とした方が広告力としては高くなります。

また、消費税が増税されるというケースは、そう頻繁にあることではありません。
日本においては、3%→5%→8%と経過してきましたが、その数だけしか存在していません。

そのため、過去の増税時はどうだったかの例を参考にしようと思っても、そもそも増税そのものの頻度が少ないため、参考にできるほどの事例がありません。

実際に増税後に値上げされるかどうかというのは、店次第となっているのが実情です。
実際、前回の消費税が5%から8%へと上がった時、多くの店で消費税が上がっても価格は据え置きといった対処が取られていました。

逆に便乗値上げするところもあるのでこれは要注意

これは仏壇業界に限らず、様々な業界で問題になっていましたが、消費税の増税のタイミングで、消費税分以上の値上げがされる場合もあるため要注意です。

今までランチで税込1,000円だったのが、なぜか5%から8%への増税後には、ランチが1,080円になっていたというのを経験した人は多いはずです。

これは、今まで税込価格で表示していたものを、増税のタイミングで、税込価格を税別価格に変えてから消費税を加算した便乗値上げとなります。

例えば、税込価格:9,800円の商品の場合、本来の計算式で言えば下記の通りになります。
(※端数などは四捨五入したり切り捨てたりしているため1円単位では誤差が生じる可能性があります)

本体価格 9,074円
消費税(8%) 726円
合計金額 9,800円

そのため、今現在で税込価格9,800円の商品があった場合、その本体価格は9,074円となり、消費税が10%に上がった場合、ここに10%分の消費税がかかり

本体価格 9,074円
消費税(10%) 907円
合計金額 9,981円

今税込価格が9,800円の商品の場合、10%への増税後は9,981円となるのが本来正しい計算になります。
しかしながら、店などによっては増税のタイミングに生じて、元々の税込み価格に10%の消費税を上乗せする業者も少なからずいます。

その場合、税込価格:9,800円だった商品が、増税後からは税別価格:9,800円に消費税10%という価格になり、下記のようになります。

本体価格 9,800円
消費税(10%) 980円
合計金額 10,780円

こうなると、相当額な値上げとなってしまいますので、増税前に買っておかないと大きな損を購入者側がしてしまう事となります。
しかしながら、これらも店がどうしてくるかというのは、店次第であり事前にわかることはありません。

増税前に買うのが「必ず」お得かどうかはわからない

このように、増税されて8%から10%へ消費税が変わるからといって、お店側がどう対処するかは未知数です。

場合によっては、増税となると買い控えや駆け込み需要で増税以後の売上げ減少が見込まれるなども想定して、増税後は仏具をセットにしたり、多少の値引き交渉に応じたりする可能性も十分あります。

数値上の計算だけであれば、増税前に買った方が2%分が掛からないため、お得である事は間違いありません。
しかしながら、消費税が8%から10%に変わるからといって、必ずしも商品の価格も変わるかというのは未知数なのです。

店によっては、2%分を負担し広告宣伝的な使い方をしたり、値上げ分を仏具や小物類をセットにする事で値上げのイメージを払拭しようなど色々企画してくるはずです。

とはいえ、色々な事を考えすぎて悩むくらいなら、増税前に買い切っておいた方が精神的にも安定しますし、買うタイミングやポイントも間違えにくくておすすめです。

しかしながら、増税前に買う場合、ただ増税前の9/30日(10月1日から増税されると仮定)までに買っておけば良いかというとそういうわけではありません。
増税前に買うとなると、いくつか注意点が存在します。

増税前の購入の注意点としては納品まで済ませておくことが必須

お仏壇は購入しその場で自宅に持って帰るという事はあまりありません。
多くは店頭なりネットショップなどで購入するお仏壇を見て選び、購入した後に配送してもらって安置します。

消費税が増税される前に購入しようと思った際の注意点として、この仏壇をお届けして「納品」が完了している事が必須となります。

非常に細かい話になりますが、消費税が計上される基準としては、商品であれば引き渡し完了日、サービスであればサービスの提供開始日が基準とされているのです。

そのため、仮に増税前の9月30日に購入をし、10月10日に配送してもらって設置してもらったとするなら、消費税が計上される基準は増税前の8%ではなく10%となってしまうのです。

駆け込み需要や配送トラブルなどにも要注意

仏壇などの購入はどうしても一般的な消耗品の買い物と違って高額決済になりがちです。
そのため、増税が行われる場合、多くの方が増税前に買っておかないと…と考えるようになります。

もちろん仏壇店でもそういったニーズがあること、今年はその直前がお盆や秋のお彼岸という事もあって、業界的にも一大商戦として構えている可能性が高いです。

そうなると、増税前の駆け込み需要として多くの方が仏壇仏具を購入する可能性が高まります。
店からしたら有り難い限りですが、その場合今度は商品の在庫確保やお届けまでの時間が通常よりかかってしまう可能性があります。

特に増税は日本中のあらゆる買い物に影響を及ぼします。
仏壇などそのまま持ち帰りではない別日にお届けして設置したりする商品の場合、お届けまで時間がかかると増税前に買ったにも関わらず届くのが10月以降という可能性も出てきます。

ただでさえ現在は通販市場の急激な伸びの影響で、配送業界の人手不足は社会問題となっているくらいです。
そこにプラス駆け込み需要で、様々な配送の需要が急上昇すると、影響が出てくる可能性は否めません。

増税前に購入を検討する場合は、くれぐれもギリギリではなく、ある程度の余裕を持って仏壇仏具を購入するように心がけておきましょう。

おわりに

増税となるとどうしてもそれまでに買っておかなければ!という心理が働きます。
特に仏壇などは、比較的高額商品のため2%の変化で大きな価格差となってしまうため、そう考えてしまいがちです。

しかしながら、増税だからといって慌ててしまうと、正しい商品選びもできなくなってしまいます。
今の業界の流れや仏壇の価格などの情報を知っておくと、意外な「裏」も見えてきます。

とはいえ、増税となれば、数値上ではやはり2%分の消費税分が増えますから、増税前に買っておけばその2%の負担分をする必要はありません。

ただし消費税は商品の場合は引き渡し完了している事が必須になりますので、くれぐれもギリギリに買ってトラブルになったりしないように、余裕を持って購入、お届けを済ませておくようにしましょう。


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