お仏壇があってもお墓は必要?
お墓がない家の位牌や供養についてを解説

  • 2026.09.05
  • 2026.09.08

仏事などの解説

窓の外の緑が見える明るい居間で、低いサイドボードの上に扉を開いた明るい木の仏壇が置かれ、座卓と座布団のある暮らしの様子が写っている写真

お墓とお仏壇は両方そろえておくもの、という受け止めは今も根強く残っています。
家にお仏壇があり、地域の墓地に先祖代々のお墓もある、という形です。

しかしながら、墓じまいを済ませた家や、納骨堂や樹木葬を選んだ家では、その形に当てはまりません。まだ納骨先が決まっていないという家も含めて、お仏壇はあるのにお墓も要るのか、というところで手が止まります。

永代供養にしたら位牌はどうなるのか、散骨をした後にお仏壇はそのままでよいのか。検索の候補にも、そうした言葉が並びます。

ここでは、お仏壇とお墓がそれぞれ何をする場所なのかというところから見ていきたいと思います。

お仏壇とお墓は両方必要と決まっているのか

障子から朝の光が入る和室で、たんすの上に置かれた扉の開いた仏壇に向かい、座布団に座った人が後ろ姿で手を合わせている写真

お仏壇とお墓は役割が重なっていないので、お仏壇があるからお墓が要らなくなる、ということはありません。

お仏壇はご本尊に手を合わせるための場所で、遺骨を納める場所ではないからです。

ただ、その納骨先が墓石を建てたお墓でなければならないという決まりもありません。必要か不要かではなく、それぞれが何をする場所なのかに置き換えて見ていくと、この疑問は整理しやすくなります。

そもそもお仏壇とは、家の中のお寺にあたる場所

お仏壇が何をする場所なのかは、宗派の公式サイトにはっきりと書いてあります。
曹洞宗はお仏壇を「家庭の中のお寺」と説明し、天台宗は「お寺の本堂を小さくして家の中に置いたもの」としています。

浄土宗も「お寺の本堂を模して造られた、お家の中の小さなお寺」だと書いていて、言葉づかいは違っても指しているものは同じです。

日蓮宗や浄土真宗の両本山になると言い回しはまた変わりますが、お仏壇の中心にご本尊をお迎えするという点は共通します。

天台宗はさらに、お仏壇を「仏様に手を合わせて今日の無事を感謝し、また明日の無事を祈る場所」だとも述べています。
毎日の暮らしの中で手を合わせるための場所、という位置づけになります。

そのため、どの説明にも、遺骨を納める場所としての役割は含まれていません。
お仏壇そのものの意味と役割については、下記の記事で掘り下げて解説しています。

仏壇とは - 何の役割と目的でそもそも絶対に必要なものなのか
お仏壇と言えば、言わずとしれた日本でも馴染みのあるもので、小さい頃によく手を合わせたという方も多いかもしれません。 しかしながら、小さい頃 …

そもそもお墓とは、遺骨を納めるための場所

一方のお墓は、法律の側から見ると遺骨を納めるための施設として決められています。

墓地埋葬法(正式には墓地、埋葬等に関する法律)では、遺体を埋葬したり焼骨を埋蔵したりする施設を墳墓と呼びます。

その墳墓を設けるために都道府県知事の許可を受けた区域が、墓地です。
納骨堂も同じ法律の中にあり、他の人から預かった焼骨を収めるために知事の許可を受けた施設を指します。

条文の言い回しは硬いのですが、お墓も納骨堂も遺骨を納めるための場所として位置づけられている、ということになります。
お仏壇の説明にあった、手を合わせる場所という言葉はここには出てきません。

役割が重ならないので、お仏壇はお墓の代わりにはならない

ここまで書いたことで改めて考えてみると、お仏壇とお墓は担っている役割がそもそも違うことが見えてきます。

お仏壇はご本尊に手を合わせる場所、お墓は遺骨を納める場所で、片方がもう片方を兼ねる関係にはなっていません。

そのため、お仏壇を丁寧に整えたとしても、遺骨の行き先はそれとは別の話になります。お仏壇があることで、遺骨をどこに納めるかが決まるわけではないということです。

宗派の公式な説明を見ても、お墓があるかないかでお仏壇の扱いを変えるという記述は見当たりません。お仏壇はお仏壇の役割を果たすもので、お墓の有無に左右されるものではないと言えます。

そうなると次に出てくるのが、その遺骨を納める場所は墓石を建てたお墓でなければいけないのか、という問いです。

遺骨を納める場所は、墓石を建てたお墓だけとは限らない

朝もやの残る芝生の一角に大きな木が立ち、その根元の縁石に白い花が咲いている、墓石の見えない霊園の風景写真

お墓と聞いて思い浮かぶのは、墓石が建った区画ではないでしょうか。
実を言えば、遺骨を納める場所として制度の側が用意しているのは、その形だけではありません。

法律が定めているのは、遺骨を土に納める場所の条件

墓地埋葬法が決めているのは、遺骨をどこに納めるかという条件のほうです。
遺骨を土に納めるのであれば、墓地として許可を受けた区域で行うことになっています。

言い換えれば、自宅の庭や所有している山林に埋めるという形は認められていません。逆に、許可を受けた区域であればよいことになります。

納骨堂についても、他の人から預かった焼骨を収める施設として知事の許可を受けたものだと決められています。
法律が定めているのはそこまでで、墓石を建てることまでは触れていません。

墓石を建てない納め方も、公の制度として用意されている

墓石を建てない納め方は、公の霊園にも用意されています。
東京都の都立霊園には、一つのお墓に多くの遺骨を共同で納める合葬埋蔵施設や、シンボルツリーの下に埋蔵する樹林型合葬埋蔵施設があります。

地上の納骨室に20年間だけ個別に納めてから、地下で共同埋蔵に移す立体埋蔵施設も設けられています。
いずれも、墓石を建てずに遺骨を納めるための施設です。

墓石のお墓以外の形は、宗派の側の説明にも出てきます。
浄土宗の公式サイトは、お墓の解説の中で永代供養墓や合祀墓、樹木葬、散骨を並べて紹介しています。

東京都の発表によると、2025年度の都立霊園の公募では、合葬埋蔵施設に募集2,430体に対して16,557体の申し込みがあり、倍率は6.8倍でした。
それだけ多くの人が、墓石を建てない形を選ぼうとしていると言えます。

お墓がない家は今どれくらいあるのか

朝の光に包まれた坂道の住宅街で、瓦屋根の家と集合住宅が並び、ベランダに布団が干されている写真

お墓がないという状況は、自分の家だけなのだろうかと気になるかもしれません。
公益財団法人全日本仏教会と大和証券が2025年3月に公表した共同調査に、その手がかりになる数字があります。

2024年12月に行われたインターネット調査で、全国の20歳から79歳の男女が回答したものです。家系のお墓について「そういったお墓はない」と答えた人は12.3%、あるかどうか知らないと答えた人は8.5%でした。

参考)仏教に関する実態把握調査(2024年度)

もっとも、全数を数えた統計ではありませんから、割合そのものより、こうした家が一定数あるという受け止め方が合っています。

お墓を移す動きのほうも増えてきました。
厚生労働省の衛生行政報告例によると、2024年度の全国の改葬数は176,105件で、10年前にあたる2014年度の83,574件から約2.1倍になっています。

お墓がない家も、お墓の場所を移した家も、今では決して珍しくありません。

納骨先の形が変わると、お仏壇と位牌の扱いも変わるのか

サイドボードに置かれた扉の開いた明るい木の仏壇の横へ、白い花を活けた花瓶を片手でそっと置いている写真

納骨先の形が決まると、次に気になってくるのがお仏壇と位牌のことです。
納骨堂に納めたらお仏壇は要らなくなるのか、散骨をした後はどうすればよいのか、という迷いが出てきます。

代表的な納骨先ごとに、遺骨がどうなるのか、そしてお仏壇と位牌をどう扱うことになるのかを並べてみます。

納骨先の形遺骨の行き先お仏壇の扱い位牌の扱い
墓じまいをして移した先移した先の墓地や納骨堂に納まる仏壇じまいをするかどうかとは別の話そのまま祀り続ける
納骨堂許可を受けた施設に収蔵される家で手を合わせる場所として残る預かってもらえるかは納骨先に確認する
樹木葬・樹林墓地土に埋蔵する(都立霊園では納骨袋に移す)お参りの場所が屋外になるぶん家の場が残るそのまま祀り続ける
合葬・永代供養墓共同で埋蔵された後は、取り出すことが難しい個別のお参り先が無くなるぶん家の場が中心になる預かってもらえるかは納骨先に確認する
散骨撒いた後に集め直すことは難しい手を合わせる場所は家に残るそのまま祀り続ける
手元供養遺骨が家に残る役割は変わらない故人の象徴としてそのまま祀る

遺骨の行き先は形によってはっきり変わる一方で、お仏壇と位牌の扱いはほとんど動いていません。お仏壇はご本尊に手を合わせる場所、位牌は故人の象徴という役割が、納骨先の形で変わるものではないからです。

墓じまいについては、一つ気をつけたい点があり、お墓を片づけたのだからお仏壇も片づけるべきなのか、と一緒に考えてしまう場面がありますが、この2つは別々に判断してよいものです。

仏壇じまいの手順や供養の選択肢は、下記の記事にまとめてあります。

仏壇じまいとは?正しい手順・費用相場・供養の選択肢
「仏壇じまい」という言葉を耳にする機会が増えてきました。 少子高齢化や核家族化が進む中、実家のお仏壇を引き継ぐ人がいない、あるいは住宅事情か …

遺骨が手元に何も残らない形を選んだ場合

合葬や散骨、樹木葬のように、遺骨が手元に何も残らない形もあります。
この形を選ぶときに知っておきたいのは、あとから戻すことができないという点です。

浄土宗の公式サイトは「合祀墓や散骨の場合、遺骨を埋葬してしまったり、撒いてしまえば再び集めることは困難」だとしたうえで、家族でよく相談することを勧めます。

東京都公園協会も、都立霊園の合葬埋蔵施設についてはすでに共同で埋蔵された遺骨の返還ができないと明記しています。

こう書くと不安になるかもしれませんが、その場で決めなければならないものではありません。納骨の時期については後ほど解説しますが、決まった期限があるものではないので、迷っているうちは家族で話す時間を先に取っておきましょう。

手元に何も残らない形を選んだ家では、日々手を合わせる場所は家の中のお仏壇だけになります。遺骨のありかが手元から離れるぶん、お仏壇と位牌の意味はかえって大きくなると言えます。

永代供養や納骨堂に納めた後、位牌はどうするのか

永代供養墓や納骨堂に納めた後、位牌を預かってもらえるかどうかは、納骨先によって変わってきます。位牌はどうなるのかという疑問はよく見かけますが、扱いが一律に決まっているわけではありません。

ここは納骨先へ直接確認するのが確実です。
位牌を預けられるのか、預けた位牌はその後どう扱われるのかを、早いうちに聞いておきましょう。

家のお仏壇に祀る位牌は、また別の話になります。
納骨先へ位牌を預けたかどうかにかかわらず、家の位牌をそのまま祀り続けることはできます。

手元供養をしている場合の位牌の考え方

遺骨の一部を家に残す手元供養では、遺骨が家にある状態になります。
そうなると位牌はどう考えればよいのか、という疑問が出てきます。

ただ、遺骨と位牌は、それぞれ別のものを指します。
浄土宗は位牌について、亡くなった方の法名(いわゆる戒名です)や俗名、命日などを記した木の札で、亡き方の象徴だと説明しています。

遺骨が家にあってもなくても、位牌が故人を表すものであることは変わりません。
手元供養をしているから位牌は省く、という形にはならないということになります。

遺骨が家にあることと、位牌に手を合わせることは、どちらか一方を選ぶものではありません。
故人を思い出すよりどころが家の中にそろっている、と受け止めておけば十分です。

故人はお墓と仏壇のどちらにいるのか

和室のたんすの上に置かれた仏壇の中に花立と香炉とろうそく立てが並び、線香の細い煙が立ちのぼっている写真

お墓の前でも家のお仏壇の前でも、同じように故人へ話しかけている方は多いかもしれません。

そうなると、故人はどちらにいるのだろうという疑問もわいてきます。

宗派によって説明の力点が違う

この問いへの答えは、宗派によって力点が違います。
浄土真宗本願寺派は「亡き人は、お仏壇のどこかにおられるのではなく、阿弥陀さまの浄土に生まれ、仏さまとなっていつでもどこでも私たちに寄り添い」ますと説明しています。

参考)よくあるご質問

一方の天台宗の説明では、お仏壇は仏様に手を合わせる場所であり、ご先祖様への感謝を向ける場所でもあります。日蓮宗も、お仏壇を家族の心の柱であり、ご先祖様へ感謝をお供えする場所だとしています。

天台宗はお墓についても、特別な作法よりご先祖様への感謝の気持ちを込めてお参りすることが大切だという説明です。

どちらの宗派の説明が正しくて、どちらが間違っているという話ではありません。
共通しているのはお仏壇の主体がご本尊であるという点で、そのうえで亡き方をどう受け止めるかというところに説明の力点の違いが出ています。

迷ったときは菩提寺へ、菩提寺がなければ仏壇店へ

宗派によって説明が違うとなると、自分の家ではどう考えればよいのかが気になってきます。ここは菩提寺に尋ねるのがいちばん確実です。

法事や納骨の相談をするついでに、一言聞いてみるだけで構いません。
お寺の側もこうした質問には慣れていますから、身構えずに尋ねてみましょう。

菩提寺がないという家も、今では珍しくありません。
その場合はお仏壇や位牌を求めた仏壇店に相談すれば、宗派ごとの一般的な考え方を教えてもらえます。

お墓が決まっていなくても、位牌の準備は進められる

窓辺の木のテーブルに敷いた布の上に、文字を入れる前の何も刻まれていない黒塗りの位牌が立てて置かれている写真

納骨先が決まるまで位牌も待つべきなのか、という順番の問題があります。
実は、位牌と納骨とでは目安になる時期がそろっていません。

本位牌は四十九日が一つの目安

葬儀の後に用意される白木の位牌は、四十九日までの仮のものです。
浄土宗は、四十九日を目安に白木位牌から本位牌へ改めると説明しています。

新纂浄土宗大辞典にも、白木位牌は四十九日忌ごろに塗り位牌へ改めるとあります。
本位牌はお仏壇に祀る正式な位牌で、漆塗りのものは塗り位牌とも呼ばれます。

位牌ができあがったら、菩提寺に開眼供養を依頼します。
日蓮宗の公式サイトも、お仏壇やご本尊、位牌、過去帳を新しくお迎えするときは菩提寺へ開眼法要を依頼するとしています。

四十九日までと聞くと急かされるように感じるかもしれませんが、通販を中心に数日で仕上がるお店も増えてきました。
納骨先が決まっていない場合でも、位牌のほうは先に手配しておけます。

納骨の時期に決まりはない

一方の納骨には、はっきりした期限がありません。
浄土真宗本願寺派の公式サイトは、納骨の時期について「特に決まりはありません」としたうえで、「満中陰あるいは百ヵ日あたりが一つの目安」になると書いています。

ただ、「いつまでも家に置いておくことだけは避けたいものです」という一言も同じページにあります。
期限が無いことと、いつまでも決めないままでよいことは別だ、と言えます。

満中陰とは、四十九日の忌明けのことです。
地域によって違いがあるとも記されています。
お墓についても同じように、明確な決まりがあるわけではないという書き方です。

並べてみると、位牌には四十九日という目安があり、納骨のほうには決まった期限がありません。先に来るのは位牌のほうなので、納骨先が決まらないことは、位牌とお仏壇の準備を止める理由にはならないということです。

納骨先を決めるまでに時間がかかりそうなときほど、先に位牌とお仏壇を整えて、日々手を合わせる場所を作っておく順番が合っています。

後からお墓を建てることになった場合はどうなるのか

先に位牌とお仏壇を整えた後で、やはりお墓を建てることになったとします。
そのときに位牌やお仏壇を作り直すことになるのか、というところが気にかかるかもしれません。

お墓を建てることと、家のお仏壇に位牌を祀ることは、もともと別の場所についての話です。そう考えると、お墓ができたからといって位牌を作り直すことまでは必要にならないのではないかと管理人は考えています。

ただ、お墓を建てるときには菩提寺と法要の相談をすることになります。
その席で位牌のことも一緒に確認しておけば、後から気をもむこともありません。

菩提寺がなければ、位牌を求めた仏壇店でも相談に乗ってもらえます。

浄土真宗の家でお墓がない場合はどうなるのか

布を掛けたテーブルの見台に和綴じの帳面が立てられ、その横に巻いたままの掛け軸が置かれている写真

ここまでは、位牌を用意する家を前提に見てきました。
浄土真宗の家では、位牌についての考え方がもともと違っています。

本義では位牌を用いず、法名軸や過去帳を用いる

真宗大谷派の公式サイトは、お内仏(大谷派ではお仏壇をこう呼びます)について、写真を飾ることはせず「位牌も用いず」と明記しています。

浄土真宗本願寺派の公式サイトにも「位牌を用いない」という項目が立っていて、位牌の代わりに過去帳を用いるとあります。

本願寺派の説明では、過去帳は亡き方の法名や俗名、亡くなった日を記しておくものです。このほかに、法名を記した掛け軸である法名軸も、位牌に代わるものとして用いられます。

本義としては、これが浄土真宗の形になります。
とはいえ、現代では位牌を用意する浄土真宗の家も増えてきました。

お寺によっては位牌を受け入れているところもあり、実際の家々の形は一通りではありません。
浄土真宗と位牌をめぐる今の実際のところは、下記の記事で解説しています。

浄土真宗に位牌は必要ない?過去帳や法名軸と今の時代の流れについて
非常に多くのお客様から過去にお問い合わせいただいた中の1つに、浄土真宗の方の位牌は必要なのか必要でないのかというのがあります。 一般的には …

本山に納めるという形は、昔からある

浄土真宗には、家ごとのお墓とは別に、本山へ遺骨を納めるという形もあります。
真宗大谷派の場合は、東本願寺(真宗本廟)へ納める真宗本廟収骨と、大谷祖廟へ納める大谷祖廟納骨です。

大谷祖廟は宗祖である親鸞聖人の御廟所で、東本願寺の公式サイトによると、聖人や本願寺の歴代とともに、全国の寺院やご門徒の遺骨が納められています。
現在の地に祖廟が造営されたのは、真宗教団連合の説明では1670年のことでした。

家ごとのお墓ではなく本山へ納めるという形は、決して新しいものではないということになります。

同じ東本願寺の案内では、納める際の懇志金は真宗本廟収骨が12万円以上、大谷祖廟納骨が2万円以上です。
納骨の期限にも特に決まりはなく、両方へ納めることもできるとしています。

参考)納骨する(収骨・納骨)

浄土真宗本願寺派にも大谷本廟があり、こちらでも本山へ納める形が取られています。

まとめ

お仏壇はご本尊に手を合わせる場所で、遺骨を納める場所ではありません。
そのため、お仏壇があることで、遺骨をどこに納めるかが決まるわけではないということになります。

ただ、その納骨先は墓石を建てたお墓に限られていません。
納骨堂も樹木葬も合葬の施設も、公の霊園に用意されている形です。

そして、どの形を選んでもお仏壇と位牌の役割は変わりません。
位牌のほうが先に目安の時期を迎えるので、納骨先が決まらないうちでも準備は進められます。

お墓とお仏壇が両方必要かどうかで迷ったときは、それぞれが何をする場所なのかに戻ってみると整理がつきやすくなります。
そのうえで判断に迷うところがあれば、菩提寺か仏壇店に相談してみましょう。

  • 公開日:2026.09.05
  • 更新日:2026.09.08

カテゴリ:仏事などの解説

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